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タイガーエア台湾で行く高雄の旅① はじめてのタイガーエア台湾搭乗記

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タイガーエア台湾で高雄へ

成田発のタイガーエア台湾直行便に乗って台湾高雄へ旅に出た。
成田からは1日1便、10月26日までは夏季スケジュールで月水金土と週に4回、高雄への直行便がある。ちなみに高雄→成田の復路も同じ曜日の運行だ。
(2019年10月27日~2020年3月28日までは冬季スケジュールで水金土の運行となる)

タイガーエア台湾で行く高雄の旅

第1回 はじめてのタイガーエア台湾搭乗記はこちら
第2回 グルメもお洒落なホテルステイも楽しめるシティスイーツはこちら
第3回 高雄グルメ編はこちら
第4回 リラクゼーション&アクティビティはこちら
第5回 タイガーエア台湾で行く高雄の旅⑤高雄観光おすすめスポット10選はこちら

タイガーエア台湾は台湾のLCC。名前の通り、機体には虎模様が描かれ、イエローカラーが明るいイメージ。可愛いキャラクターのクロロの存在が以前から気になっていた。

実はこれまで何度も台湾には行っているがタイガーエア台湾に搭乗するのは初、また、高雄への直行便を利用するのも初。
旅のことで出会う「はじめて」はどうしてこんなにわくわくするんだろう。
その気持ちのまま搭乗日の朝、成田国際空港へ向かった。
この日は11:50成田発、15:00高雄着の便に搭乗するのだ。

タイガーエアは現在、成田、羽田、大阪、名古屋、小松、仙台、花巻、茨城、函館、旭川、岡山、福岡、佐賀、沖縄と日本発着14空港から台北または高雄に就航中!

成田空港タイガーエア台湾カウンター

タイガーエア台湾のカウンターは第2ターミナルにある。
入口に入ってすぐの電光掲示板でチェックインカウンターの位置を確認すると「G」とのことだが、ざっと「A」から順番に確認していくとなぜか「G」がない。どうやらGだけはイミグレに続くエスカレーターの横当たり、奥にあるようだ。

今回は20㎏までの預け入れ荷物のオプションをつけていたので、お土産を買うことを想定して持ってきた大き目のスーツケースを預ける。
モバイルバッテリーやデジカメなどに使用するリチウム電池は預け入れには入れてはならないので注意が必要。重いのが嫌でデジカメはスーツケースに入れていたが電池だけは抜いて手荷物へ。

機内持ち込み手荷物も10㎏まで無料なのがありがたい。
こちらもしっかり計量し、クロロがついたシールを貼ってもらい準備完了。
手荷物検査とイミグレと通過し搭乗口へ向かう。

3つの運賃タイプ

tigerlight:機内持ち込み手荷物(10kgまで)無料

tigersmart:tigerlightのサービスに加えて、座席指定、預け入れ荷物も20kgまで無料

tigerpro:tigersmartのサービスに加えて、機内食、搭乗便の日付/時間変更も無料

一番安いtigerlightのプランでも機内に持ち込める手荷物も重さは10kgまでと、他のLCCよりも余裕があり!

いざ機内へ!

台湾人のキャビンクルーたちの笑顔で歓迎されながらいざ機内へ。
シートにはさっそくクロロ!可愛さに思わずにやけてしまう。

今回は非常口の窓側13Aに座った。
非常席付近のシートの場合はもしもの際は手助けをする必要があるので、その案内の用紙をチェックインの際にもらった。英語と中国語で記載されているのであらかじめ目を通しておく。

そんな重大な役割があるのだが、この13列目は優先搭乗の対象で、足元も通常の座席よりも広くなっている。ゆえにLCCでよく言われる座席の窮屈さは全く感じず、かなり快適な座り心地だった。乗るたびにここを選択したいと思うくらい。

台湾を感じる充実の機内食

シートポケットには機内誌、機内販売のカタログ、食事のメニューが入っている。

個人的には飛行機に乗る度、食べる・食べないにかかわらず、航空会社ごとに個性が感じられる食事メニューを眺めるのを楽しみにしているのだが、タイガーエア台湾のメニューの充実ぶりにはちょっと感動。しかも台湾を感じられるものばかり。これは台湾好きにとってはぐっとくるポイント。料金も良心的な価格設定なのもありがたい。

今回、行きの便では「古早味排骨飯(昔ながらのパイコー飯)」、帰りの便では「海鮮炒米粉(海鮮炒めビーフン)」をいただいたのだが、美味!これまで食べたエコノミー機内食のなかで一番好きかも。お世辞ではなく本当に。好んでよく食べていた、台湾の駅弁の排骨飯を思い出す感じで、台湾独特のスパイスはもちろん効いているけれど、ほんのりなので食べやすく、台湾ソーセージや滷肉、高菜もお肉の下にちゃんとあり、夢中で完食してしまった。

ビーフンも熱々のものが提供され、大きめの海老などメニュー写真と同じ見た目なのが期待を裏切らない。脂っこくないのであっさりといただけて、昼前に食べるメニューとしてぴったりだった。

さらにこれらのメニューにはオレンジジュースと可愛いクロロとその仲間たちのクッキー付き。
フォークとスプーンにもクロロ!!

いい大人でも可愛いものは可愛いのだ。この段階ですっかりクロロのファンになってしまっていたので、帰りの便ではカトラリーは綺麗に拭いて持ち帰っただけではなく、機内販売のクロロのページにも夢中。ああ、すでにクロロに会いたい。笑

約3時間で高雄に到着!

実は出発時間は機体の到着が遅れているとのことで定刻よりも少し遅れて出発だったのだが、到着は予定時刻15時のところ、結構早まり14時半ごろに高雄国際空港に到着。

機内食を食べたり、ぼんやり空の景色を眺めたり、お昼寝したりをしていたらあっという間に到着。
台湾はやはりこの程よい距離の近さがなによりもの魅力。
(そういえば、途中、反対側の窓側からは富士山が見えていたようで、機長によるアナウンスが流れ、機内が一気に盛り上がった。F側の座席を選ぶときっと富士山が観賞できるはず)

翌日から台風の予報もあったが(結局は逸れた)、逆に台風の直前とのことで綺麗な青空。空港の外に広がる南国ムードいっぱいの高雄の景色とこの蒸し暑さ、これこそ台湾。ぐんぐん気持ちが高まるのを感じた。

高雄空港の魅力は市内にあるのとMRTの駅もあるので到着後すぐに観光をはじめられること。
15時到着という時刻もちょうどよく、この日はそのあと新しい美術館に向かいアート鑑賞、マンゴーかき氷を食べ、ホテルにチェックインしたのち海鮮たっぷりの火鍋ディナー、お腹いっぱいになったあとは人気夜景スポットの壽山へ向かい、高雄の美しい港がある景色を一望するという充実のプランで楽しんだ。

穏やかな港町「高雄」。
グルメ、カルチャー、アクティビティなど、このあとも全5回にわたり、その魅力をお届けします。

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協力:タイガーエア台湾高雄市政府観光局

ABOUT ME
コバシイケ子
よくばりたびこの旅ノート編集長。台湾の食文化に魅せられて、頻繁に通ったり、住んだりするうちに台湾ブロガーに。台湾から行く香港やベトナム、タイなどの東南アジア旅にも目覚める。現地ではB級グルメ、おやつ、雑貨探し、メンテナンスのマッサージ。現在は札幌在住。趣味は電鍋クッキング。