新鮮牛肉の牛肉湯でほっこりと胃袋をあたためたあと、
こちらも今回朝に食べようと決めていた友愛市場内にある「郭家粽」へ。
友愛牛肉湯からは徒歩30秒くらいです。
なんて美味しいものがありすぎる場所でしょう。
郭家粽は創業71年の老舗
お店の前にテーブルがいくつかあるのでそこで食べていくこともできます。
1948年創業と書かれているので今年で創業71年。老舗です。
近所の人らしき人が食べて行ったり、スクーターで持ち帰り用に買って帰る人がいたり、食べながら眺めているだけで人気なんだなということがわかります。
郭家粽のメニューは
・肉粽 35元
・菜粽 30元
・素食粽(ベジタリアン用) 30元
・お味噌汁 10元
の4種類。
肉粽とお味噌汁をテーブルでいただいていきました。
甘しょっぱいタレとパクチーのトッピング、お味噌汁にはお豆腐も入っています。
台湾の味噌は甘いので甘みのあるお味噌汁なのですが、これもだんだんとはまる味です。
北部のちまきと南部のちまき
台湾のちまきは北部と南部で作り方が違っていて、笹の葉にもち米を包んだ後、北部は蒸し、南部はそのまま茹でて仕上げます。
なのでどちらかというと南部のちまきは水っぽい印象がこれまであったのですが、こちらでいただいたものはそんなこともなく、サイズ感も大きすぎないのでちょうどよかったです。
お米が小粒なのかな?ひとつひとつがしっかりしていてすごく美味しかった。
時間と胃袋に余裕があれが菜粽と素食粽も味わってみたかったです。
今年の端午節は粽を食べられなかったので、宿の近くにこのお店があると知って、どこかのタイミングで食べるぞ、と思っていたのです。
いままでは北部の粽が好き、といっていたのですが、これからは「どちらも好き」と答えよう。
ちまき、大好きなんですよね。
なので台湾では端午節の前になると粽を売るところが増えたり、いただいたりと頻繁に食べる機会が増えるのですが、ちょっとしたたのしみのひとつでした。
角煮、卵黄、ピーナッツ、干し椎茸、貝柱などがたっぷり入った具沢山なのが好みで、以前ルームシェアしていた方の高雄のお母さんが作ったのがこれまでに食べたものでいちばんおいしかったなぁ。
こうして、朝ごはんとして熱々のちまきが食べられるこの環境。
ご近所の方がとてもうらやましい。
ホテルでも友愛街についての展示などをしていたけれど、街歩きが楽しい、美食が溢れる街の印象を受けました。
郭家粽 基本情報
郭家粽
700台南市中西區友愛街117號
+886 6 221 3516
5:30~16:00