こんにちは。
よくばりたびこのよりえです。
気軽に旅立てなくなってしまった今ですが、そんな今だからこそ出来ることや楽しめることもあります。
本棚に眠っていた本のページを久しぶりにめくってみたり、お気に入りの映画を改めて観てみたり、撮り溜めていた写真を見返してみたり。
時間があるからこそ「久しぶり」にしてみることから得られる新しい発見があったり。また、それらから旅をした時の出来事や気持ちを想い出したり。
今回は私の感覚で、触れるだけで旅をしている気分になれてしまうもの・ことについて綴ります。
旅を感じる本
今日もかき氷
台湾でかき氷に目覚めたという(きっと回転テーブルはむつかしいの頃ではないかな。こちらの本もとても素敵!)蒼井優ちゃんとかき氷の本。
日本全国と台湾を巡って食べたかき氷がどれもそれぞれに魅力的で美味しそう。この本を読んで食べに行った天然氷もいくつかあります。
台湾のかき氷は、「楊記花生玉米冰」のとうもろこしとピーナッツのかき氷や。私も何度も食べに行っている仙草ゼリーでも知られている「愛玉之夢遊仙草」の豆花のかき氷などが紹介されています。
次はこれを食べたいなぁって夢が広がります。
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Ambivalence
2泊3日の台北の旅。フォトグラファーの忠地七緒さんがモデルの赤坂由梨さんを記録した写真集。
雑多な台北の街並みの中で自然体な由梨さんの透明感が光っています。ここで流れている空気は、いつも台北の街で感じているそれとよく似ています。
杏仁雪花冰が大好き。初めての台湾旅行で食べて一瞬で虜になってしまい、台湾を好きになったきっかけの一つがこれでした。
表紙の「夏樹甜品」はもちろんのこと、西門町にある「于記杏仁豆腐」へも何度も足を運んでは、その真っ白いふわふわにほっぺたを落としています。
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café journal
名古屋在住の編集者こんどうみきさんのカフェの本。
愛情とデザインの可愛らしさで溢れているみきさんの本たちを見ているだけで優しい気持ちになれます。
この本の中に小さく登場する九份に建つ天空乃城(今の名前は水心月茶房)が目に留まり。九份へ行く度にここで休憩して目の前に広がる正に天空の絶景に目を奪われ、美しい口あたりのお茶にうっとりしています。お茶の魅力に気付かせてくれた場所なのです。
旅を想い出す映画
かもめ食堂
フィンランドに行きたくなると同時にフィンランドへ行かせてくれた映画。
偶然出会った3人が和食を通して少しづつフィンランドの人々と心を通わせていきます。ゆるりとした作品だけれど、私は私でいいんだと前向きな気持ちにもさせてくれます。
どこを切り取っても愛しいヘルシンキの街並み。そして最後には必ずおにぎりが食べたくなるのは私だけではないでしょう。
台北の朝、僕は恋をする
スリリングな一夜を過ごしているのに、ところどころにゆるさがあって観心地の良い台湾映画。
誠品書店、師大夜市、MRT、大安森林公園、何気ない路地裏。知っている場所がリアルに、だけどもお洒落で少し非現実的に撮られているから不思議な感覚になります。
自分に必要な出逢いは、どんなことでもいつも突然やってきて、気付いたら見てる世界が変わっているもの。
観終えた後の余韻すらもどこか可愛いのです。
旅の写真を見返してみる
アナログ派な私は、フィルムカメラで撮った写真をアルバムに綴じてはたまに観返したりしています。
旅の想い出を形に残して写真の中に閉じ込めたその時の時間を想い出したり、また同じ時間を過ごしているような気持ちになったりして愉しんでいます。
香りで旅を想い出す
音楽と同じように、香りでも過去の出来事が一瞬で蘇ってきたりします。
パクチーを食べるとアジアの風景が浮かび、バイクの音が聞こえてくるような。
旅から持ち帰った香りと共に過ごし、その国のことをすぐに想い出すことで癒されるし心強くもなります。
写真は1月の台湾旅行で持ち帰ったものたち。
「阿原」の月桃の香りの石鹸。月桃の香りは女性の運気を上げてくれると言われています。南国の力強さと繊細さを持ち合わせた香りに幸せな気持ちになります。
個人的にハンドクリームが必需品なので「薑心比心」には必ず立ち寄ります。
自然派リップクリームを使っては毎日台湾を想い出したりしています。
妄想旅行は続く
身のまわりの色んなもの・ことから旅を感じて、旅に想いを馳せることもなかなか愉しいです。
「行きたいけど行けない」と落ち込むのではなく「次に行った時にはここへ行きたい!あれを食べたい!」って前向きな妄想旅行をしていたいです。
旅立てる日が一日でも早く訪れることを願って。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
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