よくばりたびこさん

【東京】ホテル椿山荘東京で楽しむ季節のアフタヌーンティー

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よくばりたびこの よりえです。
寒い季節。私は毎日のように熱々の紅茶やお茶に癒されています。
先日のこと、老舗ホテルの椿山荘にてアフタヌーンティーを楽しんできました。
今回は、その時のことをお伝えしようと思います。

アフタヌーンティーとは

午後に仲間と語らいながら紅茶と共におやつや軽食を楽しむイギリスの文化です。
スウェーデンのFikaの文化からもそれに近いものを感じます。
幸せに満ちたこちらの文化を私はとても気に入っています。

椿山荘の中にある「Le jardin」という名前のラウンジでもアフタヌーンティーを楽しむことが出来ます。
1990年代に東京のホテルで初めて本格的なアフタヌーンティーを提供した場所だそうです。
アフタヌーンティーの王道といえば、サンドイッチ・スコーン・ケーキをウェッジウッドやバーレイの食器でいただくというイメージがあるのですが(あくまでも私の感覚です)こちらのアフタヌーンティーは月ごとにメニューが変わり、和の要素やオリジナルの工夫を取り入れた季節の豊かなメニューが印象的でした。

ホワイトアフタヌーンティー

私が訪れたのはクリスマスの頃だったということもあり、白を基調とした純粋さをイメージするような爽やかなラインナップでした。
アフタヌーンティーには下のお皿から順番にいただいていくという決まりがあります。

一皿目と待てずにいただいたスコーン。
ポテトグラタン、カリフラワー、スモークサーモン、ズッキーニ、玉ねぎなど個人的にも好きな食材で作られたカナッペやタルトレットは1〜2口で食べ終えてしまうからこそのありがたさがありました。
プレーンのスコーンは驚くほどほろほろとしていて優しい風味。クロテッドクリームとジャムとの相性も抜群です。

2皿目にはスコーンたちがお目見えです。
和と季節を感じられる西京味噌のスコーンと苺のスコーンには、珍しいと感じた黒蜜入りのクロテッドクリームがよく合いました。

3皿目は、アーモンドで作られた香ばしく雪のように軽い口当たりのブールドネージュ(個人的に好きなフランス菓子です)の雪だるまなど可愛らしい一皿でした。

どのお皿も旬の食材をさり気なく取り入れながら丁寧に作られていて、大切にいただきたくなるものばかりでした。

紅茶と庭園

物語を感じる絵本のようなメニューには様々な種類の紅茶の名前が書かれています。Le jardinでは紅茶のおかわりが自由なのです。
クラシックティーやハーブティーにフレーバーティーなど、その時の気分に合わせて選ぶことができます。
好きなものが決まってしまっている私は、やはり冒険できずにベルガモットの香りに癒されるアールグレイと、ロンドンの朝時間を想い出すイングリッシュブレックファストを選びました。
よく飲んでいる紅茶だったとしても、身を置く場所が変われば感じ方も変わるものです。

椿山荘といえば、四季折々の美しい庭園があることでも知られています。
雪吊りを目にすると金沢の兼六園を想い出します。
彩り豊かな季節や晴れた日に訪れるのも素敵だと思います。

少し気分を変えたい時や非日常を味わいたい時に、季節を感じながらのアフタヌーンティー時間は特別なものになります。

Le jardin 基本情報

住所:東京都文京区関口2-18-8(ホテル椿山荘内)
電話:03-3943-0920
営業時間:10:00〜21:00
MAP:https://goo.gl/maps/G8xohRGBxHaAmoMZ6

スコーンの食べ方

最後にイギリス式のスコーンの食べ方について書きますね。

まずスコーンを横に2つに割ります。
そこにクロテッドクリームを先に乗せてからジャムを乗せていただくことをデボンスタイル。その逆をコーニッシュスタイルと呼ぶそうです。クロテッドクリームの産地であるデボン州とコーンウォール州それぞれのスコーンの食べ方だそうです。
どちらの食べ方でも不思議と味わいは変わるものの美味しくいただけるのですが、最初は何も付けずにいただいてからコーニッシュスタイルでいただくことが私のスタイルです。

とは言っても食べ方が決まっているわけではないので、自分好みの味わい方を見つけながら美味しい時間を過ごしていって下さいね。
皆さんのお茶の時間が幸せなものになりますように。

最後まで読んでいただき、
ありがとうございました★

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ABOUT ME
よりえ
旅と写真とお茶の時間を愛する介護福祉士。台湾と粉ものが好き。フィンランドとイギリスにまつわるものにも惹かれがち。旅先ではカフェや路地裏散歩をしながらのんびりと過ごす時間が欠かせない。