よくばりたびこさん

スコーンと紅茶で幸福な時間を 〜イギリス・台北・東京〜

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こんにちは。
よくばりたびこの よりえです。

暦の上ではもう秋。
お茶の時間が似合う季節へと向かう途中の今
個人的にも大好きな焼き菓子の「スコーン」について書こうと思います。

イギリスの旅、スコーンとの出会い

イギリスの女の子がお母さんから一番最初に教わる焼き菓子はスコーンだと言われています。
青い瞳の素敵なおばさまが営むロンドンの老舗カフェで。
羊たちと緑の大地と、流れる雲に見とれながら電車に揺られて訪れた田舎街の小さなティールームで。
旅立って行く飛行機に想いを馳せながら空港のラウンジで。
旅の途中で何気なくいただいたスコーンたちがどれもとても美味しくて驚いてしまったのです。


クロテッドクリーム(伝統的な乳製品のクリーム)、苺やベリーのジャム、ミルクティー、空気の澄んだイギリスの環境。
それらがスコーンの魅力を見事に引き立てていて、ただただ幸せな粉ものでしかなかったのです。
ぱさぱさしているとか、水分を持っていかれるだとか。
それまで抱いていた印象とはまるで違っていました。
それ以来、私はスコーンが大好きになりました。

 

台北でスコーン

美味しい粉もの天国でもある台湾。
台湾でスコーンを見かけた時にも心が踊ってしまいます。

悄悄好食」は台北で人気のスコーン専門店です。たまたま見つけたのですが、美味しいスコーンがいただけたので嬉しい気持ちになりました。
客足の絶えない善導寺の店舗や、テイクアウト中心の永康街の店舗などがあります。

この日訪れたのは大安にある小さな喫茶室。
古びたビルの間にある細い階段を上って行くと、そこに入り口があります。
スコーンの種類は定期的に変わるみたいです。
プレーン、紅茶、くるみ、きなこ、季節の果物に加えて、タロイモや豆乳など台湾らしさを感じるものもありました。

猫に見守られながらいただきました。
足元に猫たちが寄り添ってきたりもしました。
そんな和む瞬間のあるのんびりとしたカフェの時間も台湾らしくて好きです。

中国語でスコーンのことを司康と書くそうです。
Fika Fika Café」や「Smith&Hsu」のスコーンも美味しかった記憶があります。

東京でスコーン

私は東京に住んでいるのですが、この街にも沢山のお気に入りのスコーンがあります。
その中から、クロテッドクリームと一緒に気軽にいただけるスコーンのお店のことを少し書きますね。

初台駅から徒歩数分。「Sunday Bake Shop
イギリス系のベイクショップです。
こちらのクリームティー(スコーンとミルクティーのセットのことをクリームティーと呼びます)のスコーンはイギリスの小麦が使われた正統派なスコーンです。旅の風景が浮かびます。
人気のキャロットケーキやレモンのケーキ、ロンドンのベーカリーでいただいた味を想い出すソーセージロールなどもお気に入りです。

 

表参道駅から徒歩数分。「buik
丸いかたちをしたキッシュが人気のカフェです。
こちらのスコーンは、ざくざくとした食感と水分とのバランスが絶妙な全粒粉とオートミールのスコーンです。食べると気分が上がります。
女優の石田ゆり子さんも「世にも美味しいスコーン」と表現していました。
写真はモーニングのスコーンセットです。

 

イギリス人のローズさん夫婦がフランスで始めた「ローズベーカリー」は都内にもいくつかの店舗があります。
さくさくと ふんわりの2つの顔を持つスコーンは、本場を想い出す美味しさです。
紅茶も、イギリスではポピュラーなイングリッシュブレックファストがいただけます。

だからスコーンが好きなんです

さくさく、ざくざく、ほろほろ、しっとり、ふんわり。
みんな粉から出来ているのに作り手によって表情が異なるスコーンは、美味しくて愉しいです。
何も付けずに粉のピュアな甘みを感じながらいただくこともありますが、それだけでも満足してしまいます。
クロテッドクリームや季節の果物のジャム、お気に入りの紅茶であるアールグレイやミルクとの相性の良いヨークシャーティーと一緒であれば美味しさも倍になります。

どんな時でも元気をもらえる私にとっての特別な焼き菓子です。
さて、そろそろお茶の時間にしましょうか。

最後まで読んでいただきありがとうございました★

ABOUT ME
よりえ
旅と写真とお茶の時間を愛する介護福祉士。台湾と粉ものが好き。フィンランドとイギリスにまつわるものにも惹かれがち。旅先ではカフェや路地裏散歩をしながらのんびりと過ごす時間が欠かせない。
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